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1月26日には米津小学校3年生1~3組78人を対象に特別授業を行ないました。GIGA スクールによる授業にシティプロモーションを掛け合わせ、児童の目線で撮影した学校内の好きな場所や物などの写真を SNS や Web サイトで発信する先進的な取り組みとして注目されている授業です。

2時間分の授業を使って、タブレット端末のカメラ機能を使った「表現力の向上・制作」、端末使用時の注意点や情報リテラシーの向上を図る「情報モラル教育」を各学年に合わせた内容で実施し、学習活動の充実や学校生活への愛着を育みながら、児童の目線を生かした市の魅力発信を行います。

今回の授業では、おそらく学校の一番の楽しみである学校給食も撮影できるように配慮していただきました。普段は給食を写真に撮ることがないだけに子どもたちも目を輝かせて撮影に夢中になっていました。

ちなみに米津小学校の一番人気は学校のマスコットになっている「こめたん」。校長室に飾られている「こめたん」目指してやってくる子どもたちは順番待ちの行列ができるほどでした。

授業の流れは次の通りです。
① 表現力の向上・制作、情報モラル教育の講義を実施
② 教室や校内の好きな場所などを撮影
③ 撮影した写真を児童たちと振り返り、感想や注意点などを共有
④ 撮影した中で1番好きな写真にタイトル、本文を付けて先生へ提出

発表の際、ネットに上げて良い写真かどうかの議論が起こることもあり、子どもたちが熱心に取り組んでいることが伺えました。また、先生方も一緒になってメディア・リテラシーについての理解が深まることで、今後の生活の中に活かすことできると喜んでくださいました。

メディア・リテラシーについては、全国的に教育が進んでいないことが指摘されていて、今後の課題となっていますが、西尾市ではシティプロモーションと連携することでいち早く子どもたちにメディア・リテラシーの大切さを伝えることに成功しています。

授業の中で撮影した写真をみんなの前で発表してもらったりしながら、楽しくメディア・リテラシーを学びました。子どもたちが撮影した写真は集約し、随時Instagramのにしおイズム公式アカウントに投稿していきます。

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