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全国でも珍しい取り組みが2022年1月18日に始まりました。それは、シティプロモーション「にしおイズム」×GIGA スクール連携企画として小学校での出張授業。写真や動画を切り口に、市民目線で西尾の魅力を市内外へ発信するシティプロモーション事業「にしおイズム」と、今年度から開始した GIGA スクール構想により児童に1人1台導入されたタブレット端末を活用し、児童たちが学校生活の‟好き“な写真を撮りながら「伝え方」と「使い方」を学ぶ特別授業を開催しました。

GIGA スクールによる授業にシティプロモーションを掛け合わせ、児童の目線で撮影した学校内の好きな場所や物などの写真を SNS や Web サイトで発信する先進的な取り組みとして注目されています。タブレット端末のカメラ機能を使った「表現力の向上・制作」、端末使用時の注意点や情報リテラシーの向上を図る「情報モラル教育」を各学年に合わせた内容で実施し、学習活動の充実や学校生活への愛着を育みながら、児童の目線を生かした市の魅力発信を行います。

この日から2月15日まで、西尾市内の小学校5校11クラスを対象におよそ300人の児童に特別授業を行ないます。第1弾は米津小学校6年生2クラスで授業をしました。

授業では、前半でメディア・リテラシーについて、講師の柵木志(株式会社モーション・ビジュアル・ジャパン代表取締役)がクイズを交えながら説明。ネットで気をつけたい写真やテキストについて紹介しました。また、市役所秘書広報広聴課の村田裕昭は「写真はコミュニケーションで撮る」と題して、コミュニケーションツールとしての写真について講義がありました。

授業後半からは実際に児童のタブレットを使用して校内を撮影。課題は「校内の好きな風景、人、もの」。自分の好きな校内をタブレットのカメラで撮影し、撮影した写真の中から1枚を選択。写真にタイトルや説明文を付けてもらいました。

授業の中で撮影した写真をみんなの前で発表してもらったりしながら、楽しくメディア・リテラシーを学びました。子どもたちが撮影した写真は集約し、随時Instagramのにしおイズム公式アカウントに投稿していきます。

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