特集記事

吉良

優しい時間が流れるおだんご屋さん 盛華堂

心を込めて手作りした、みたらしだんごやおまんじゅうが人気の盛華堂。 カラリと戸を開けると、おだんごの焼ける香ばしい匂いが胸いっぱいに広がります。 おだんごやおまんじゅうを作るのは、敏子おばあちゃん。 敏子おばあちゃんの年季の入った手で作られるおだんごやおまんじゅうを求めて県外からも多くのお客さんが訪れます。...

西尾

大切に育まれた「西尾の抹茶」でほっこり 賓水園

西尾を代表する特産品の一つである「西尾の抹茶」。 渋みが少なく、旨みが強いことが特徴です。 おいしいだけでなく、リラックス効果が期待できるなど、世界中で愛されています。 創業120年以上を誇る、西尾茶製造販売元である「賓水園」では、畑作りから手間をかけて丁寧に茶葉を生産。 甘みのある抹茶を目指して収穫は、手...

幡豆

人の温かさにふれられる、小さな商店 川口屋

60年以上、西尾の海沿いに店を構える川口屋。 地元の問屋さんから仕入れる佃煮や豆腐、日用品に文房具などの生活必需品、子どもたちに大人気の駄菓子がきれいに並べられています。 老舗のとうふ店から仕入れるできたての豆腐。 大豆本来の味が楽しめると人気で、ご近所さんは鍋持参で来店します。 店を切り盛りするのは、豊田...

吉良

日常にそっと寄り添う生活道具 コヅツミ

柔らかな光に包み込まれる店内に、綺麗に並べられた衣や器などの生活道具たち。 吉良町に店を構える「コヅツミ」は、「忙しい毎日の中でも、ほっとできる場所を作りたい」と願う店主・安藤いづみさんのこだわりが詰まったお店です。 店主が実際に使って納得し、作り手のぬくもりを感じられるものだけが並べられています。 「お店...

西尾

三河湾の恵みをそのままに。世代を超えて愛されるソウルフード 鈴為商店

三河湾の恵みをぎゅっと閉じ込めた旨みが特徴のえびせんべい。 一口食べれば、海の恵みの風味や旨味が口いっぱいに広がります。 西尾で「せんべい」といえば、お米で作られたものではなく、この「えびせんべい」のこと。 お客さんのさまざまなニーズに応えた結果、多彩な種類の商品があるのも、西尾のえびせんべいの特徴です。 ...

西尾

人が守り続ける、まちの文化の象徴 西尾市岩瀬文庫

明治41年に私立図書館として創設以来、市民に愛され、守られてきた岩瀬文庫。 国の登録有形文化財でもあるレンガ作りの旧書庫は、昭和19年の東南海地震や翌年の三河地震、第2次世界大戦を耐え抜き、今も静かに佇んでいます。 幅広い分野と時代の蔵書8万冊以上のを保存し、地域の文化向上を願った創始者・岩瀬弥助の意思を引...

幡豆

「本当にうまい」三河の魚の魅力を伝えたい 神田光さん

「新鮮な魚のおいしさを小さいころから知ってほしい」 「お母さんたちに、子どもたちのごはんを前向きに作ってほしい」 「魚屋の嫁」である神田光さんは、そんな思いを込めて親子向けの講座や、ブログなどで魚の魅力を発信。 楽しく子育てや料理と向き合えるように、魚を使ったレシピや調理道具の使い方などを伝えています。 名...

一色

廃棄される砂に職人の技で新たな命を吹き込む 株式会社SRサービス

生けた花の鮮やかさを一層引き立てる、シンプルで落ち着いた黒い鉢。 形や大きさはさまざまで、触るとザラザラしている・・・。実はこの鉢、捨てられるはずの砂からできているんです。 熱で溶けた金属材料を型枠に流し込み、製品を作り出す鋳造業。 製造される鋳物中に空洞を作る重要な型を「中(なか)子(ご)」といいます。 ...

西尾

ママたちのアイデアが西尾の伝統工芸「きらら鈴」を盛り上げる

子どもたちの笑い声が響く作業場で、黙々と作業をする若い女性と年配の男性。 彼らが作っているのは西尾の民芸品「きらら鈴」。 きらら鈴を子育て中の母親が作ることで、まちの伝統を引き継ぎながら社会で活躍するというプロジェクトが始まっています。 プロジェクトの中心人物は、2人の子どもを育てる森下結季子さん(巨海町)...

吉良

新規就農で新名物を生み出す ゆたか農園

ポポー、フェイジョアと聞いて、何の名前かご存知ですか。 ポポーは北米原産の果物で、強い甘みとなめらかな食感、バナナとマンゴーを合わせたような味が特徴。 フェイジョアは桃と洋梨を合わせたような味が特徴で、ニュージーランドで盛んに生産されている果物。 この国内であまり栽培されていない2つの果物を、市内で唯一栽培...